クロスインタビュー
外国籍のメンバーでものびのびと働ける。他の証券会社を経験したからこそ感じる、SBIグループの素晴らしさとは
近年、IT業界では外国籍エンジニアの採用が進み、多様なバックグラウンドを持つ人材がシステム開発の現場に貢献しています。しかし、言語や文化の違いに起因して、外国籍エンジニアが日本で働く上で直面する課題も少なくありません。
SBIシンプレクス・ソリューションズではどうなのか、ということで、今回は外国籍のメンバー2名にお話を伺いました。
お二人とも、別の国内証券会社も経験してきたキャリアとのこと。他の会社と比較して、多様性の観点でどんな魅力があるのか。外国籍だからこそのやりにくさなどはないのか。ざっくばらんに聞いてきました。
プロフィール
(写真左)M.K.
SBIシンプレクス・ソリューションズ株式会社
アーキテクト推進部 ジェネラルマネジャー
(写真右)R.K.
SBIシンプレクス・ソリューションズ株式会社
IT統括推進本部 開発1部 マネジャー
データベース管理の専門家と、プロのPM
まずはお二人のこれまでのご経歴と、現在の業務内容について教えてください。
M.K.:2003年2月に来日して以来、日本で20年以上IT業界にいます。最初はJavaプログラマーとしてエンジニアキャリアをスタートさせ、これまで7社を経験してきました。SBIグループではデータベース管理を担当しつつ、数年前からはインフラ設計から構築、日々の運用までを担当する部署のゼネラルマネジャーとして、組織マネジメントに従事しています。
R.K.:中国で8年間ソフトウェアエンジニアを経験した後、10年前に来日し、最初は別の証券会社で5年間、ブリッジエンジニアとして活動していました。その後5年前にSBIグループにジョインし、現在は様々なシステム開発におけるPMとして活動しています。直近ですと、2024年11月5日から東証の取引終了時刻が30分延長される件に対応していました。
SBIのエンジニアフレンドリーなカルチャーが素晴らしい
M.K.さんは、SBIグループから他のネット証券会社に転職されて、またSBIグループへと戻られたんですよね。なぜ、SBIグループから出ようと思われ、また戻ろうと思われたのですか?
M.K.:私自身が働く上で大切にしているのが、短い人生の中で常に新しいことをやる、ということです。先ほど「これまで7社を経験した」とお伝えしましたが、その中でも最初のSBIグループのキャリアは結構長く、5年強勤めました。業界初の大規模案件を担当するなどして非常に面白かったのですが、システムがカットオーバーするとそのまま運用担当となり、次のチャレンジが見えなくなっていきました。そんな中、他の証券会社から魅力的な案件へのお声がけがあり、悩んだ末にそちらにいくことにしました。結果、3年ほどその証券会社にお世話になったのですが、会社のカルチャー面で当社の方が魅力的だと感じ、戻ってきたという流れです。
SBIグループのどんな点が「カルチャー面で魅力的」だと感じられたのですか?
M.K.:最も大きな違いとして感じたのが、エンジニアフレンドリーか否かということですね。当社では、エンジニアが活躍するために会社が様々な観点でバックアップをしてくれている印象です。また、SBIグループ全体でシステムの内製化を進めている点も、開発力を磨きたいエンジニアとしては魅力的だと思います。さらに、目標に向かって全メンバーが同じ方向を向いている、というマインドの観点でも、私はSBIグループが圧倒的にすごいと感じています。たとえばクラウド化一つ考えてみても、5年後にオンプレミスからAWSへと移行するという大きな目標を立てたら、設計担当も運用担当も全員がそれに向けて一丸となって動きます。トップの意思決定が、しっかりと各チームへと伝播している点は、素晴らしいなと思います。
メンバーの皆さんが優しいので、困った時に自由に相談ができる
R.K.さんが感じるSBIの魅力について教えてください。
R.K.:まず、様々な案件があるので、株や証券、債券など、多様なプロジェクト/業務に携われるという観点で面白いです。また、開発フェーズも、最初のお見積の段階からリリースまで一気通貫で対応できるので、幅広い領域を経験しながら成長できる点でもいいと思います。さらに、仕事の自由度も高いと思います。
自由度とはどういうことでしょうか?
R.K.:自分が興味のある案件をある程度選ぶことができ、また意思決定の際にも、自分で決めることのできるフェーズがとても多い、ということです。あと、とても大事なこととして、メンバーの皆さんがとても優しいです。何か意見があった時は躊躇せず話すことができますし、上司にも困った時にいつでも相談できる空気感があります。上司だけでなくチームメンバーにも困った時は相談しやすく、先日とある案件で緊急対応が必要だった際も、20名ほどいるチームメンバー全員に相談し、全員で一丸となって対応してもらいました。一人だったら絶対に無理だったので、非常にありがたかったですね。
「外国籍だから」「女性だから」という観点での仕事内容の差はない
先ほどの “自由度” につながる話ですが、お二人とも外国籍ということで、それによるやりづらさの有無について教えてください。
M.K.:外国籍だからやりにくい、といったことはほぼ感じません。というのも、私のチームにはメンバーが30名弱いるのですが、日本人だけでなく中国、韓国、フィリピン、ベトナム、インドなど、非常に多国籍です。英語でのコミュニケーションも問題なく受け入れてくれるので、当社以外の会社での経験と比べると、圧倒的にやりやすいと感じています。ちなみに、日本語に困ったら日本人のチームメンバーがサポートしてくれるので、その点は心配していません。もちろん、私自身も日々勉強はしていますし、逆に日本人のメンバーが英語コミュニケーションに困っていたら、同じくサポートするようにしています。皆さん優しいからこそ、こういった相互サポートが無理なく実現しているのだと思います。
R.K.:他チームや社外の開発ベンダーとかに問い合わせをする時は日本語なのですが、そもそもSBIグループには外国籍のメンバーが多いことが業界的にも認知されているからか、みなさん理解しやすい日本語で説明してくれますし、壁を感じることもありませんね。相互サポートの観点では、中国の大連市に開発チームがいるので、そことのコミュニケーションの際には私の方でしっかりとサポートするようにしています。
最後に、応募を検討している方にメッセージをお願いします。
R.K.:私自身、「外国籍×女性」メンバーでの開発職ということで「大丈夫?」と聞かれることも少なくないのですが、「外国籍だから」「女性だから」という観点で仕事内容に差はありません。一方で、育児など家庭との両立の観点でサポートが充実しているとも感じており、例えば子どもの発熱など突発的な状況においても、柔軟に有給が取れるようになっています。残業も基本的にはあまりありませんし、連休も取りやすいので、外国籍の人間としては故郷へと帰国しやすい環境だと思います。
M.K.:日本におけるフィンテックの第一人者的な企業の中で、エンジニアとして技術力を試したい方、圧倒的な成長を目指したい方にとっては、外国籍か否かに関わらず最高の環境だと思います。興味のある方は、ぜひ気軽にエントリーしてください。